再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、あらたに相当数の供給力が作り出されることになりますが、制度の変更や市場化が進む中、この分野に対して、投資する側が的確に投資対象を見出し、実行することは非常に困難を極めます。私たちは長年にわたって築いてきたネットワークと豊富な経験、知見によって、ソーシング先と投資家様を適切に繋ぎ、投資活動のお手伝いをいたします。

グローバル化が進むエネルギー業界において、供給体制のReデザインは急務となっています。その際、燃料単体で見た場合と燃料を電気に変えた場合の最適解をどう考えていくかが重要になります。さらに燃料調整制度や総括原価方式が廃止に向かう中で、電源ポートフォリオの見直しは必須です。発電所のポートフォリオをどう持つべきか。燃料ポートフォリオはどうすべきか。それらをあわせた最適な形をご提案いたします。

エネルギー業界の市場化が急速に進む中、これまでのような供給側の論理ではなく、需要家側のニーズに応える発電と小売りの最適なポートフォリオが求められています。小売りの手法は、市場化によって選択肢が広がっています。その市場の活用も含め、最適な供給力を確保しながら、需要家のニーズに応えていくために何をすべきか。発電小売のさまざまなご提案をいたします。

自由化によって、確定した利益が見込みづらくなっている今、リスクに見合ったリターンをReデザインする必要性が顕在化しています。確定した利益とは、燃料調整制度や総括原価方式といった従来のルールによって守られていたリスクのない利益のことです。これまではマージンが一定なので、売れば売るほど利益が確保されていましたが、もはやそういった時代ではありません。バリューチェーンの中で、さまざまな分析を行い、適切なリスクとリターンのあり方をご提案いたします。

エネルギー業界におけるマーケティングとは、需要家側の本質的なニーズを把握することです。需要家が抱える問題意識や課題を正確に把握することは、調達側で何ができるのかを考えることに繋がります。採算性を確保するためには、常に販売単価と調達単価のバランスを見ていかなければなりません。これまではその両方が重要であるにもかかわらず、川下側である、特に最終需要家には自らのニーズを満たすサービスの選択肢は事実上ありませんでした。私たちは徹底的に川下側を調査・分析し、ニーズに応える最適なサービスをするという視点での供給のあり方をご提案いたします。

供給力を調達し過ぎてしまった、つまり小売りで売る電気が余ってしまった場合など、卸売りや市場などを活用することで、需要と供給のミスマッチを収益機会に変えていきます。リスクリターンをデザインしてポジションを取り、リスクに見合ったリターンを確定させるオペレーションをサポートいたします。またリスクを限定、つまり損失を限定させるヘッジオペレーションもご提案、サポート致します。

エネルギーバリューチェーンにおける新たなニーズに応えるべく、顧客ニーズの把握、整理から顧客ニーズに応える商品設計、開発、それらに関する一連のマーケティング業務を行います。事業者とその顧客、競合他社を含めた業界全体、その三方にとってプラスになるよう、それぞれの立場で、うまくニーズがマッチングするような商品開発を行います。

幅広くエネルギーバリューチェーンを見ていくと、さまざまなM&Aが行われています。エネルギー業界の再編が本格化する中で、M&Aのアドバイザーとして適切なアドバイスを行います。業界再編における企業再生、事業再生に必要なノウハウのご提供、また成長戦略構築のサポート、技術革新による新たなビジネスモデル構築のお手伝いをいたします。