人々の生活には、エネルギーが欠かせません。
人類は初めて火を手にした時からずっと、エネルギーと共に生きてきました。
今や私たちは、活動領域を宇宙にまで広げようと、開発が急速に進んでいますが
、たとえ、宇宙で暮らす時代がやって来たとしても、エネルギー供給は必要不可欠なものでしょう。

これまで発電や供給体制などのエネルギーのあり方は、時代の要請に基づいて
必要とされる形が作られてきました。
資本主義のもと、豊かな暮らしを目指し、右肩上がりの経済成長を支えるため
、環境を破壊してまでも、発展発達を目指すという時代の流れに沿って、進んできました。

しかし今、時代は「環境問題」に大きな注目が集まっています。
これからは、この様な社会環境の中で、
また成長経済から定常経済といわれる、成長を期待できない社会での
、エネルギーの在り方を模索していかなければなりません。

キーワードは“脱炭素”にあります。

これまで、化石燃料による発電が主力を担ってきたエネルギーの形から
、再生可能エネルギーを主力電源化していく新しいエネルギーの世界へ。
そこで発生する新たな問題を解決すべく、アクション&ラーニングを
繰り返していかなければなりません。

再生可能エネルギーの発電所を建てるにはどうすべきか。
発電した電気をどの様に捌けば良いのか。
既設の火力発電をどうしていくか。
原子力問題をどう考えていくか。

脱炭素は、発電側だけではなく、最終消費者も含めたあらゆる人々が関わって
進めていかなければならない問題です。
ゆえに、供給側と需要側の両側面をわかっていないと進めることはできません。

私たちにはエネルギーバリューチェーンの川上から川下まで関わってきた経験があります。
その経験を元に、あらゆる問題と、それぞれのスペシャリストたちをアグリゲートし、
繋ぎ合わせることによって脱炭素社会における“最適解”を見つけ出し、形にしていきます。

徹底的にお客様に寄り添って
２１世紀型のエネルギーの世界を、脱炭素で描いてまいります。